RANUN ーラナンーdiary

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1着の服が出来るまで、何人の人が関わっているか?

 

 

毎日欠かさず着ているお洋服。

その服は何人の人が関わって

あなたの手元に届いているかご存知でしょうか??

 

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私はこの業界でOEM営業を初め、

1番驚いたのは

「服作りは想像以上の人が関わっている」

ということです。

 

どれだけ安い服でも

多くの人が関わって

あなたの手元に届いています。

 

 

では、具体的に何人もの人が関わって

服はできているのでしょうか??

 

 

 

 

 

 

 

1着のお洋服ができるまでの工程

まずは、簡単に1着の服ができるまでの工程を

説明します。

※中国生産、船で輸出入する場合)

※陸送は省く

 

1.洋服を作る上で必要な

 パターン、仕様書を作成

2, 付属屋さんで付属を手配

3,生地屋さんで生地を手配

4,下げ札、洗濯証紙など、副資材を手配

5,上記資材を輸出(船)

 →乙仲業者(海貨物業者)を通す

6,中国で引き取り、陸送

7,縫製工場で縫製

8,現地検品

9,できあがった製品を輸入

10,国内検品所

11,各ブランドの倉庫へ

12,倉庫から店舗へ発送

13,店頭へ

 

 

実際に何人携わっているか

 

※最低必要な人数を記載

 

1.洋服を作る上で必要な

 パターン、仕様書を作成   →1人

 

2, 付属屋さんで付属を手配 →3人

 

3,生地屋さんで生地を手配  →3人

 

4,下げ札、洗濯証紙など、副資材を手配 →2人

 

5,上記資材を輸出(船)

 →乙仲業者(海貨物業者)を通す →5人

 

6,中国で引き取り、陸送 →5人

 

7,縫製工場で縫製 →20人

 

8,現地検品 →10人

 

9,できあがった製品を輸入 →5人

 

10,国内検品所 →10人

 

11,各ブランドの倉庫へ →3人

 

12,倉庫から店舗へ発送 →2人

 

13,店頭へ

 

➕上記の生産管理をする人 1人

  OEM 1人

 

 

結論

少なくても73人!

 

作成するアイテム、枚数、デザインで

大きく異なりますが

一般的なお洋服は100人弱もの人が関わっています。

 

 

 

おわりに

 

どんなに安い服でも

多くの人が関わっているお洋服。

大事にして欲しいと感じるばかりです。

 

 

 

RANUNーラナンー